こんにちは
熱々の手作り「豆もち」
土屋師匠の自宅で年末に向けてもち作り、漬物作りをするという知らせを受け
仕事を早々に終え、お手伝いに行ってきました。
師匠からはいつも自家製の美味しい野菜や漬物を頂いています。
僕は漬物が大好きですが
土屋師匠の漬物はどれも絶品です。
きゅうりのきゅうちゃん漬け、野沢菜、白菜、たくわんしその実、など
スーパーで買った漬物とは違い
作り手のあたたかい気持ちが入った漬物の味は格別です。
どんな作り方をしているのか興味があり、
また、秘伝の仕事っぷりを勉強したく、お邪魔しました。
このお部屋は師匠自宅の離れにある男の隠れ屋
薪ストーブや手作りの木工品がたくさんありました。
毎年この時期になると
一日6升、計10回も餅を作るそうです。
毎年、手作りのもちを楽しみにまっている兄弟、親戚が
たくさんいるようです。
昼の仕事を終え夕食後、夜中まで続く作業、68歳のパワーにぶったまげます。
3升のもち米とぎ
もちろんもち米は自家製
かまどで約1時間炊きました。
なんと、この炭も自家製なんです。炭焼き窯があるんです。
炊きたての餅は手で触れないほど熱々です。
もちが固まる前に手際よくちゃっちゃと進めます。
きれいなかまぼこ型の豆もちは
このように孟宗竹を割ったものを型にしていました。
「豆もち」こんな感じです。
切りもちも作りました。お手製の型枠で乾燥させます。
その後、一度、塩付けして水分を抜いておいた大根を
本漬けする作業を終え
時計はもう午前0:00をまわった頃
木の話、屋久島の話、家作りの話、作業の合間や作業後に
薪ストーブであたたまりながらたくさんのお話もできました。
お土産にもちや漬物を頂き、帰ったのは午前1:00過ぎ
人生の先輩方の知恵と工夫
僕達はこの暮らしや文化をしっかりと受け継いでいく責任がある。
四季に従い、モノごとを丁寧にあつかう姿勢を見習っていきたい。
今日、チェックインのお客様に豆もちをふるまいました。
七輪で焼いたプックリふくれたもちを大人も子どもも
美味しそうにほおばっていました。
スウィートグラスでは年末、年始ともちつきイベントを実施します。
大きな臼と杵でいっしょに餅つきをしませんか?
今日も浅間山に感謝・・・