「100万回生きた猫」の作者、佐野洋子さんが亡くなった。
私たちには山荘(北軽井沢)のヨーコさんと言う方がピタッとくる。
ヨーコさんは山荘で、“フネ”という老いた猫を飼っていた。
“フネ”が死んだとき、私たちが真っ先に駆け付けたのだ。
以来、彼女の口からは猫だけでなく動物の話題が極端に少なくなったと思う。
他のおしゃべりはたくさんしたのに・・・・
野の花や木の実を手みやげに病室に彼女を見舞うと
何度も何度も“山に帰りたい”と繰り返していた。
やっぱり山荘のヨーコさんだった。
もう肉体の制限がなくなったのだから、
晩秋の北軽に帰っておいでよ。
明日は彼女の通夜に参列して、連れて帰ろうと思う。
SG,M&A
キャンプ場のお散歩猫 トト様