北軽井沢の山奥から物語をつくるスタッフブログです
by sg_kitakaru
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冬本番!冬に気をつけたいことまとめ(2019年1月25日)
こんにちは!つぐつぐです。
ここ数日北軽井沢では寒い日が続いています。

冬キャンプをするうえで注意していただきたいことと、去年(2018年1・2月頃)突撃インタビューさせていただいた内容を紹介したいと思います。

*****突撃インタビューとは*****
2014年から冬のシーズンに電源がないテントサイトをオープン(現:星見広々サイト)
電源がないのにどうやって過ごしているんだろう?どんな道具を使っているのか気になる!!ということからスタートしたこの企画。
年に数組の方にお話を聞いてその内容をブログにて紹介させていただいてきました。
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過去の突撃インタビュー記事はこちら


昨シーズンの2月ごろに突撃インタビューした方には「ブログにあげますからー」と言いつつ、どうやってまとめようか…と考えている間にあっという間にはや1年…(昨年ご協力いただいたみなさま本当にすみません!)やっとここで、掲載させていただきます。

設営・撤収にはいつもの倍時間がかかると思って!!
突撃インタビューに伺ったときにまず聞いてみるのが「ペグさすの大変でした?」ということ。
冬の北軽井沢の最低気温は-20℃近くまで下がります。
土に含まれる水分も凍るため、地面はガチガチ。
設営時に「ペグが折れてしまって…」という声や、撤収時に「ペグがなかなか抜けなくて…」という声も多く聞きます。

冬の設営・撤収にはいつもの倍時間がかかると思って、時間に余裕をもって早め早めに行動を。
その他の対策としてお話を聞いた方の中には、長いペグは使わない(スノーピークのソリッドステーク30ではなく20を使用)という方や
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ハンマーを重いものにしたらだいぶ楽だったという方がいらっしゃいました。
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霜が降りたり、結露でテントの内側が濡れてしまったり、そもそも太陽が出てきて気温が上がるまで時間がかかるのでテントを乾かすのに夏よりも時間がかかります。
のんびり撤収をするには、レイトチェックアウトがおすすめです。
※レイトチェックアウトはチェックアウト前日17時から当日の9時まで管理棟フロントにて受付(次のチェックインのお客さまがいない場合に限ります)。

寒さ対策は?
電源があるサイトではホットカーペットを使う方が多い中、電源がないサイトでは、「いかに底冷えを防げるか」が大きなポイントになっているようでした。
2018年2月18日にお話を伺った男性2人組、2泊でそれぞれソロテントに宿泊。
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私が伺ったのは2泊目の夕方、2人の装備に差があり、
ひとりは「銀マット+ウレタンマット+エアマット+寝袋3重(10℃対応化繊+-8℃対応化繊+-8℃対応ダウン)に上下ダウンを着て朝までぐっすり」
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もうひとりは「ウレタンマット+寝袋2重(化繊+ダウン)で足元が寒く全然寝れなかった…」(ちなみに、この日の冷え込みは-9℃)
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ケンカにならないか心配なくらい装備に差がありましたが、それはそれで楽しそうでした。

ほかにお話を伺った方も、マットを重ねる方法で(銀マット+ウレタンマット+インフレーターマット+ラグなど)4重くらいにしている方が多かったです。
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コットを使用する方も多く、土足スタイルにコットで寝るという方や
(ちなみにコットの上は、インフレーターマット+夏用シュラフ+秋冬用シュラフ)
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マットを重ねた上にローコットという方も居ました。
(お父さんはマットの上に、お母さんとこどもたちはローコットでよりあたたかくというファミリーも)

上記写真にも登場していますが、メインの暖房は
石油ストーブか薪ストーブ、補助的にカセットガスストーブを使っている方が多かったです。
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(石油ストーブ・薪ストーブを含む火が出る暖房器具に関しては、一酸化炭素中毒の危険性や火災の原因になりうることを充分理解したうえで屋外でご利用ください。
※薪ストーブはここ数年で様々な種類が販売されるようになりましたが、日本のメーカーが販売しているものは※屋外専用※と明記しているものがほとんど。
※テント内での火気(ろうそくなどの裸火含む燃焼系の熱源)の使用や燃料の保管は禁止とされています。
火災や一酸化炭素中毒など重大な事故につながる危険性があります。思いもよらぬ事故が起きないように、細心の注意を払ってください。

水没注意!
ここ数年、積雪が少ないですが、例年だと1~2月末までは雪の上にテントを張ることが多い時期。
底冷え対策と同時にテントの下の雪が融けて水没しないように気をつけたいもの。
特にホットカーペットを使う方は、要注意!!
(最近、ポータブル電源を持って来ている方も数組見かけるようになりました…)

地面の冷気を取りこまないことも重要ですが、居住空間の暖気を地面に伝えないことも大切です。
テントの下に銀の反射シートを敷いているという方や業務用(建築用?)の防水シートを敷いているから大丈夫!という方も居ました。
※寒さが和らぐ3月には雪ではなくぬかるみも出てきます。
ぬかるみ対策や雪解け水対策の防水シートでこれがおすすめ!というものがありましたら教えてほしいです。

就寝スペースだけではなく、焚火台やストーブを使う際も要注意。
使用中に地面の雪が融けて焚火台が傾いてしまう事があります。
雪を踏み固めた上にコンパネなど板を置くと傾く心配が少なくなります。
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特に焚火台や薪ストーブは、地面からの高さがないと雪が融けたり、雪がない時期は地面を傷めてしまいます。
焼けた地面は春先になっても復活しません…
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落し物注意!
また、雪解け時期になると炭のかけらや小さなビニール袋など、雪に埋もれていたものがいろいろと出てきます。
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ふかふかの雪にダイブしてポケットに入っていたカギを無くしたこともあります(スタッフ経験談)。
(雪遊びをする時は、ポケットに何も入れない方が安心ですよ!もしくはチャック付きのポケットを使う)

「意図せず落ちるからしょうがない」ではなく、落さない努力をしていただけると助かります。

その後使う方のことも考えて、極力フィールドに負担がかからないようご協力お願いします。

火の粉でも穴は開きます
寒くても外で焚火は外せない!という方も多いはず。
(重くても、ガサばっても薪割り用の丸太は持参するという方も2件ほど居ました)
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寒いからモコモコのダウンやらフリースやら重ね着をするのがおすすめですが、焚火近くでは火の粉に十分ご注意を。
化繊の素材は熱に弱く、小さな火の粉でもすぐに穴があきます。

紙や葉っぱなど軽いものを燃やした場合、火がついた状態で舞い上がり、火の粉となってふりそそぐ事があります。
テントや着ているダウンに穴が開く程度であれば笑い話で済みますが、火事に発展することも考えられます。
特に薪ストーブは、煙突がついている分上昇気流が発生しやすく、火の粉も上に舞い上がりやすいため、焚きつけの際は新聞紙や葉っぱは使わない方が安心です。

また、レンタルのチェアにもよく穴が空きます。
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誰かが座っていれば、座面には穴はあきませんよね…
焚火をする際は、
①必ず消火まで見守る
②火元を少し離れる際は、近くにチェアなど出しっぱなしにしない
③灰や炭は灰捨て場へ

ひざかけも化繊の毛布をつかうと、炎が触れなくても熱で熔けることがあるため、綿などの熱に強い素材のものをご利用ください。

氷点下の世界では予想もしないことが起きる
冒頭でも出てきましたが、ここでは最低気温は-20℃近くまで下がり、そのまま終日氷点下の日もあります。
オリーブオイルは液体ではなく固体に変わり、うっかりすると洗剤やシャンプーも凍ります。
飲みものは凍らないように冷蔵庫へ避難させるのが当たり前なこの場所では、ふだんあまり目にしない現象が起こります。

●車の対策
・サイドブレーキが凍結することがあるので、-10℃を下回る時はパーキング(もしくはローのギア)に入れた状態でサイドブレーキは引かない
・軽油(クリーンディーゼル含む)を燃料とする車は、お住まいの地域で給油すると寒冷地仕様の軽油ではない場合があるため、長時間の停車で温度が下がるとエンジンがかからなくなることがあります。

●カメラ・スマホなど電子機器のバッテリー
氷点下だとバッテリーの持ちが悪くなります。
特に一部のスマートフォンは寒さに弱いようで、充電を満タンにしたはずなのに寒さで電源が落ちてしまうことがあります。
充電用の予備バッテリーなど準備しておくといいかもしれません。

●カセットガスが気化しないことがある
燃料にも適正使用温度があります。カセットガスを事前に購入する際は、寒冷地仕様のものを選んでください。
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寒さに耐え抜いたものだけが見られるすてきな景色が冬にはあります。
服装や装備をぬかりなく、みなさまのご来場をお待ちしております。


今日も浅間山とともに
つぐつぐ

by sg_kitakaru | 2019-01-25 11:59 | SG突撃取材 | Comments(0)
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